今日の本

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

4点/5点


登場人物が議論(一方的?)している小説ってなぜかおもしろい。
もちろん破綻した論理だとダメだけど。
京極堂の論理は科学者を納得させるような根拠は希薄だけど
アイディアの1つとして捉えるという意味ではおもしろいと思う。
しかも本編にうまいこと絡めているし。


にしてもどうして量子力学の説明はどんな話でも滅茶苦茶なんだろう。