今日の本

核の柩 (講談社文庫)

核の柩 (講談社文庫)

3点/5点


裏の解説を読んで想像する通りのストーリー。
分かり安くいうならスピード+24という感じ。

でも、その2つと比べるとなぜか見劣りする。
1つあげるとすれば、ギリギリになって、この人が犯人だったとは!
ってのが楽しみなのに犯人が序盤からバレバレという・・・
おかげでかなりの厚さの割に中身が薄く感じてしまった。
けっこうな確率で読者の予想通りに話が進んでしまう。

そういえば車の運転の描写がやけに凝ってる部分があるように感じた。
MP5とかRPG7とか知らない武器もいっぱい。
きっと作者は車とか武器とかが好きなんだと思う。


と批判的に書いてはみたけど、暇つぶしにはちょうどいいかも。

というか、そもそもこういう話で日本を舞台にするってのが難しいんじゃないかな。
そこを敢えて日本でやったチャレンジ精神は認めます。(なんか偉そうなセリフだ)