今日の本

廃用身 (幻冬舎文庫)

廃用身 (幻冬舎文庫)

3.5点/5点


破裂が気に入って、また久坂部さんの本を読んでみました。
ミステリー的でもあるけどホラーでもある。
そんな印象を受けました。
でも、解説を読んだら、確かに「純文学」という分類が一番しっくり来るなあと。
もちろん「純分学」というジャンルではないのでしょうけど。


私は面白いと思ったのですが、他人にすすめて面白いと感じるか微妙なので
4点には届かずって感じにしてみました。
たぶん怖いと感じてしまう人も多いと思います。
お化けが出たとかいう表面的な恐怖ではなく、
人間の心理の奥底に眠る何かを揺るがすような恐怖という感じです。


Aケアは個人的には賛成です。
でも、やっぱり怖いとは感じます。
どれくらいの人が賛成するものなのかが気になります。