今日の本

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

たぶん初めて森さんの本を読んだんじゃないかなあと思います。
しかし、なぜでしょう?
このトリックは記憶にある。
デジャヴ?
途中の話は全く記憶にないのに。
読んだのを完全に忘れてて本を買ったとは思いたくないので、
かつてどこかでネタバレされたに違いないということにします。

さて、肝心の内容ですが、けっこうおもしろかったです。
天才が出てくる話ってのはやっぱり好きですね。
それに研究者の心情ってのがリアルで、やっぱ本職だなあと。

当時は技術的に無茶でしょって所も少々ありましたが、
そこらへんは「天才」って言葉で見逃すとしましょう。
まあ、今では実現されているものもけっこうありましたしね。